Vol. 5: 旧碓氷峠遊覧歩道

旧軽井沢銀座からすぐ、緑のトンネルを抜けてサンセットポイントへ

今回ご紹介するコースは、旧軽井沢銀座から碓氷峠の見晴台までの約3kmを歩く「旧碓氷峠遊覧歩道」です。その昔、中山道の要衝として多くの旅人が歩いた碓氷峠。上州(群馬県側)からの峠越えはかつて難所と言われていましたが、標高の高い軽井沢からは高低差も少なく歩道も整備されており、現在はそれほど大変な行程ではありません。

遊歩道入口は旧軽銀座通りから二手橋を渡り、少し歩いた右側にあります。周囲を雑木林と別荘に囲まれた、緩やかな上り坂を登ってゆくと、やがて緑に囲まれた吊り橋が見えてきます。ドキドキしながら吊り橋を渡った後も上り坂が続きますが、少しずつ道が急峻になってくるので足下に注意。途中小さな川や一般道をまたぐ鉄橋を越えしばらく歩くと、左手に眺望が開けた場所が現れます。ここから見えるのが浅間山の勇姿、くねくねと曲がった道を歩き続けて方向感覚がなくなってきた人はここで自分の進んでいる方向を確認しましょう。

ここまで来たらあとはもう一息。しばらくして石が敷かれた道が現れたら、もうそこは見晴台へ繋がる道です。見晴台は長野県と群馬県の県境があるほか、外国人避暑客によって「サンセットポイント」と呼ばれたほど夕日の美しい場所。夕暮れの風景が見られなくても眺望は抜群なのでご安心を。そのほかにも近くには熊野皇大神社や数々の文学碑があります。お腹が空いた人には、峠越えの旅人たちも食べたという峠の力餅がおすすめ。素晴らしい眺めを目の前に、帰りのスタミナを補給するのもいいかもしれませんね。

WALKING DATA

旧軽井沢銀座から遊覧歩道入口まで徒歩10分。見晴台まで3km(徒歩で50分)。旧軽井沢バス停−見晴台のシャトルバス(季節運行)を利用して片道だけ歩くことも可。